あと３週間後に
母と姉が旅行にくることになりました。

パリでゆっくり過ごしたいということで
アパートを借りて、自炊できるように部屋を探しました。

急に
欧州にきたい、という母のリクエストもあり
仕事も休みをとり、１３年ぶりの親子旅行です。

父は、留守番。猫がこんなあっさり死ぬとは当然わからなかったので
猫の世話係として、残ることになっていたのですが

不思議ですね。

すべてはうまくできていると思いました。

猫をなくして、母は相当、気が滅入っていると思うのですが
数週間後に、パリで過ごすことを考えると

本当に、物事はうまくできているものだ、と
感心しました。

すべては、決まっている、と思いました。

そう思うと
起きているすべてのことが、たぶん意味があることで
また、今回、母や姉が旅行にくるのも、なんら、私に
意味があることなのだろうと思います。

パリで母に一か所見せたいところがあって
そこは、オランジェリーではなく、郊外のほうにひっそり
と建った美術館。
大好きなモネのコレクションが素晴らしいのです。

この絵をみたときに
いつか、母に見せたいな、と思っていました。

それが叶うのが嬉しい。